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第四回 二重淫性器の精神至上者
自分がやっている中学生棺桶というバンドは、憎しみを糧に賄っているバンドなので、そんなバンドの心臓部である自分が、敵意や嫌悪ばかりクドクドと口にするのは、これは道理である。これはもうしょうがないのである。只、あまりにもカリカリした所ばかり公に晒していると、まるで(自分の風貌も加味されて)堅物爺、極限修行者かガード下の哲人か何かの類・・それ以前に病人だと思われかねない。それは嫌だ。(教室にも職場にも何処にでもいる)糞チャラい小猿の徒党に日々虐げられて、隅っこで小さくなってるであろう数少ない同志の為に、その猿軍団に囲まれて刺し殺されるのを覚悟して、「狂ってるのは武骨で鈍いあんた達の方じゃないか!」的な訴えを大声でやっているのに、おためごかしだの宣伝だらけのロボットだの言われて病人扱いされるのは、本当嫌だ。冗談じゃない。なので今回は、好きな人達の話をさせて下さい。はっきり言います。自分はセックスこそ女性としかしませんが、精神的にはおそらくゲイなんです。流行や恋愛以外のもの、我流の美学、我流のユーモアに精神を注いでジタバタと生きてる男(つまり、モテようとしてない男)達の事が、好きで好きで好きで好きで、笑って欲しくて楽しんで欲しくて喜ばせてあげたくて、一緒にずっと酒呑んでたくて、もう、もう、たまらないのである。意外かね?ああそうかい、んじゃひけひけ。ええと、勿論、外見から惹かれる事もありますよ。ちなみに好きなタイプ(身の周りの男の話はこっぱずかしいので出来ませんが)・・・・と言うか、かっこいいなぁってウットリと勝手に尊敬してるのは、志村けんとか、沢田研二(若い頃だけじゃねえぞ!ジュリーは今でも笑いを愛し、曲を書き、アルバムを作り、コンサートをやっている)とか、小林よしのりとか、佐野史郎(冬彦より麻利男が良かった)とか、バナナマン日村とか、中川家礼二とか、さまぁ〜ず大竹(無論!バカルディーん時からだ。俺は[大石恵三]をベータビデオで毎週録ってた男だ)とか、上島竜兵とか、カンニング竹山(何年か前、彼がまだ中野限定の無頼芸人だった頃に呑み屋で遭遇した俺は、その場で連れに修正ペンを買いに走らせ、着てた革ジャンの背中にサインをもらった)とか、GGALLINとか、琴桃川凛とか、だ(思い付くままに挙げてみたが、どうだ?オシャレさのカケラも無いだろう)。尊敬・親愛・・・・残念な事に女性にはこういう気持になんないんですよ。いわゆる[いい女]ってのに未だ出会って無いのか、或は性質的に、惚れ込むと言うかゾッコンになる要素を女ん中からは見付けられない人間なのか、解らないんですけどね・・。や、女の人にはね、そりゃあアンタ凄くそそられますよ。可愛くて柔らかくて助平で(男なんかより)強く逞しいと本気で思いますよ。そうです、女性は逞しい。逞しいんだけど結局は(本質的には)、[ぴったりしたい女の子]から生涯脱け出せないのではないか..と、俺は思ったりもするんですよ。(失礼承知で言うけど)揺るぎ無い信念思想なんか持たない、持てない気がするんです。女は。だってさぁ・・《つづく》
今週のおかず三品: 知らないでしょう/早川義夫 若き日の手紙/沢田研二 離れろよ/バービーボーイズ
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