第十六回 16番目のユ・ウ・ウ・ツ

「お笑い?そりゃやっぱダウンタウンに尽きるだろ」・・・・・・出た出た。おお嫌だ。おお気持悪い。尽きはしねえだろ、尽きは。お笑い好き・お笑い通を自負して止まない(20代後半〜30代半ばの)人たちの中に、良〜く見受けられるのが、ダウンタウン至上・ダウンタウンが絶対の教祖・他は別に大したの居ねえし今後も出て来ないっしょ(もしくは松本仁志お墨付きのプライベートでも弟分的関西芸人だけは贔屓)・・的な事を、悟り澄ました態度とツラと口調で、職場や盛り場・オンナの部屋にて語りたがるヤサ男どもである。兎に角、そういう男は性格・人格に於いて問題ある勘違いクンが多い。現実として、マッチョ主義寄りのプライド高き自信家が多い(皆が皆じゃないけど本当多いよ)。あのね、似てるんよ。こういう事言う奴らに。→「やっぱビートルズは越えらんねえ」「やっぱピストルズが最低で最高っしょ」「クラッシュが一番ロックンロールだぜ」「パンクスならランシドでダイヴしようぜ」「様式悪(←俺が今作った差別用語)デスメタルでモッシュするのがサタニックだ!それ以外なんざ子供の遊びだぜ!ヴォォ〜!」「ブルーハーツが元祖日本パンク」「あややが最もアイドル」「キョンキョンはいつまでもオシャレで可愛い」「ヒロスエは昔は良かったけどなぁ」「YOUみたいに年とりたい」「YUKIちゃんは和製ビョークだ」「堂本剛は影があってダークなジャニーズだよね」「hydeはビジュアル系じゃなくてロックしてる」「カエラもロックだ」「土屋アンナみたいないい女連れて代官山を練り歩きてえ〜」←似てませんか?このテの連中と(後半は論外ですが)。そう言っときゃ「通」だか「無難」だか、そう本気で思ってんのか視野が狭いんだか踊らされてんだか何だか解らんが、ろくに他を探らぬまま見ようとせぬまま掘り下げぬまま、つまり!「逃げながら」の浅い「自惚れた」最終判断。俺だってね、そりゃダウンタウンは好いとうよ?大石恵三やとぶくすりやモグネグや天使のUBUGを録り貯めてた俺だが、「ごっつ」も「かざあな」も「汁」も「也」も録ってたし、「夢で」も今でも忘れられないですよ。けどさ、それだけじゃあるまいよ。それで終わりじゃねえだろっての。色んな種類のクセ持った人間がいて、色んな種類の笑いに向かってて、それには決して懐古主義ではいられんだろっての(西の笑い・西のノリ・関西弁が全てじゃねえんだよ)。バンドにしても、振り返ったり憧れてたりだけじゃ、そこには創造性はおろか「何にも無い」わけで、何らかの新しさは大切なわけで、「既存のものとの混合」そして「何らかの独立精神」は正に必須だと思うんですよ。そりゃね、ゴミも多いよ。器用なだけのゴミほど、ガキまで名が知れてると思うよ。若手芸人が流行りの服着て流行りの髪型こさえて、その「今流行りのイケメン顔」だけを売りにして、挙句にはそんな「イケメン要員」として番組に呼ばれて、笑いすら要求されず期待されず・・・・お前!お笑い芸人として恥ずかしくないんか!!と言うか早く死ねよキングコング!!何なんだテメーラは!二人揃って自省せよ!!んで、身投げしてしまえ!奴らみたいなチャラ男を「話がちょっと面白い関ジャニ」的もてはやし方で追い掛けるエセお笑いフリーク(お前らなんか只のジャニオタだぞ?解ってんのか?ジュノンとか愛読してるブスどもめ!!)もろとも、裏原宿で集団自殺しろ!芸以前に、あんなのが男前と呼ばれる昨今の時代の感覚が、俺にしてみりゃ謎でしかない(だって二人揃ってピエロみたいじゃないか。ツラが。存在じゃなくてツラが。存在がピエロなら芸人として見事・立派であるが)。オリエンタル何タラ?ファッション誌の表紙をお澄まし表情で飾るな!とりあえず面白顔ぐらいは作れや!モテようとしてるだけじゃねえか!芸人なら笑わせようとしなさいよ!どいつもこいつもよぉぉぉぉ!!!!!!後はそうだな、テツ&トモ以降、ジャンプ放送局レベルの「あるあるネタ」芸人が多過ぎて、安心してTVもつけていられないですよ。何で皆あんなので笑うのか、異国・・と言うか本当に不思議時空に居る気分だ。(特に)日テレのナンセンスエンタ作家がデッチ上げ送り込んでる即席ゴミ芸人なんぞを許容し、「超ウケんだけど」と啓蒙(呑み会で真似)して回る一般大衆(小児病患者)が、奴らをマルチタレントに祭り上げ、安〜く安〜く、世に広まる。タレントはタレントで(本質的にはNO-TALENTである、要領の良いだけのヘラヘラ脳ミソ人間を、タレントだなどと俺は呼びたくないのだが)、そうやって無駄に高くなった知名度に守られ、ろくにネタもやらずに、クイズ番組のパネラー(もしくは仕切り)だのでビジネスライクに「顔売り営業」、最早芸人ですらなくなる。お笑い芸人の一般タレント化・・・・これはパンクスの(ロンドン的或いはメロコア的)ファッション化同様、本当に深刻な問題だと思います。違いますか?どうですか?お客さん。個人的にここ何年も憂いてて、嫌で嫌で仕方無いのは、森三中の「お茶の間ブスタレント」化だ。森三中にはネタをやって欲しいのだ。その本質を、ボケ大衆皆に見せ付けて欲しいのだ。そうすりゃ皆見違える。ネタ無し凡庸ベシャリ芸人(オセロとかな)との格差が出来る。森三中は、誰が何と言おうとネタ(コント)だ。何年も前の単独ライブを観て、その独自のカラー(世界観)に俺はヤラレタのである。凄いなと。勢いありきのいわゆる肉体派ブス芸人とは違うと。しのざきやモリマンとはだいぶ違うと。アンラッキーごとうより面白いぞと。黒沢さんの作る脚本(彼女は元々ダウンタウンのイタいファンであり今田耕司のおっかけだった)、そしてそれ以上の事を確実にやってのけるムーさんと大島さんの女優根性。遠い昔に一度だけルミネで一緒に写真撮ってもらった事ある(気持悪いな・・俺)んですが、ムーさんはちっちゃくて本ッ当可愛くて(断言するが俺は彼女をブスと思った事は一度も無い。セックスアピールすら感じる)、実はずっっっっっと、これだけは本当冗談抜きで、結婚したい位好きだったんですが、今や(元々雲の上の存在だったってのに)何と月9枠の女!名実共に本物の女優さんになられてしまいました。もうこれで「芸能人」として見事安泰な訳で・・・・でもやっぱり俺はコントが観たいし、やっていて欲しかったです。ここまでのお笑いブームの中、DVD一つ未だ出さないし。何なんだろう、大手に囲われ操られたら最後、「売り方」ってのは決められてしまい、文字通り手綱を握られたとしたら、それに抗う事は出来ないし許されないのでしょうか・・・・。

今週のおかず三品:
REMEMBER TOMORROW/IRON MAIDEN
とんでみせろ/バービーボーイズ
FOREVER MY QUEEN/PENTAGRAM

↑ページのトップに戻る↑