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第二十六回 Hate song's hate
自他共に認める「気の短い男」なんですよ。これはちょっと・・いやちょっとどころじゃなく本当に厄介なので、思い遣りのある親しい友人知人に対しては、極力、迷惑かけぬ様に心掛けて居ますよ。「敵にだけ牙を剥け」と。だから、いわゆる「怒りで我を忘れる」みたいな事も、未だありません(空腹感位なら苛っときた瞬間に完全に消し飛びますがね)。例えばお酒をどんなに呑んだとしても、居なくならずに「我」はしぶとく、常に監視し、そして制してくれます。結果、何でも記憶にあります。チマチマした事でも、ネチネチと思い出しては、一人メソメソするのです。身に覚えが無い過失など、自分にはありません。全て、心当たりがあります。しかし、そうじゃない人間も居るのです。多いのです。前述の様な感覚も無く、過度の「我が身可愛さ」故に自問する前に諦め、自責の念にかられようにも罪の意識が実感として無いのだからそう深刻にも悩めず、責任すら持たない「逃避人間」。ああいうのを、羨ましくも思う俺です。恵まれてやがる、と思います。周りを固めるパパママブラザーヘルパー達が「お人好し過ぎ」なのではなかろうか、と思います。そこで作って貰ったヌル〜い雰囲気に甘えっぱなしでさぞかし便利で安楽だろう、と思います。神経の消耗・衰弱・麻痺・喪失を盾(言い訳)に、デカイ顔とデカイ態度とデカイ開き直りで振る舞い、ブレーキ故障を良い事に「甘えんぼ無礼講」に突っ走り、「そっちはどうだか知らんが俺はこうだからもうしょうがない!そっちが合わせて受け止めてくれ!許容してくれ!」の一点張り。弱者権力振りかざし、暴れるだけでロックだと、迷惑かけりゃパンクだと、記憶が飛べばサイケだと、武骨を真似てりゃハードコアだと、そうやって堂々と逃げ回って(どう考えても「逃げ」でしか無いよな?)隠したいものは、カラの頭とユルイ信念だろ(物質的破壊への傾倒は、誰でも出来る「カモフラージュ」だと俺は思う。芸術臭すら感じるので嫌だ。た易い故にインスタントであり、本質的にコア在るパンクスの「名刺」にはならぬ)。で、あらゆる後始末全て他人任せ。そこから全て他人次第。後は誇大解釈・過大評価してくれるメクラでツンボな「世話焼きの凡人」「カルトの先輩気取り」が、その詐欺師の話術で、そのインチキビジネス(何がサブカルライターだボケ。何がアングラロックライターだボケ)の形式に乗っとって、勝手に世界を拡げてくれる。薄ら馬鹿だけが騙される薄べったいテキトーな世界をな。甘えて暴れて、暴れて甘える。そのままその場で寝転がり、そのままグッスリ高鼾。何処ででも眠れるのが長所?散々繊細ぶって居ながら図太いんだか一体どっちなんだ?起きたら起きたで「一切覚えてねえ」だと?何て都合のいい。何て良く出来たイカサマだ。またアレかよ「天然」ってジャンルかよ。全て「天然」で片付くのか?天才的で芸術的で本能的で人間的で偉くて凄いのが「天然」だってか?「天然のキチガイ」という看板が最上で最強で無敵ですか?ポーズでもか?そういう「匂い」だけでもか?そういう「衣装」だけでもか?オリジナルあってのコピーちゃん達による「物真似大会」でもか?
いちいち深く考えて悩んで、勇気振り絞って動いて、空回って笑われ笑い返し、悔いて沈んで学んで、思い出してまた沈んで、繰り返して覚えて、考えて考えて、それでも遠慮しいしい、気がねしいしい、世の片隅で生き残り、そこから「アングラ気取りだが実はベタ大衆小児病側」へ執拗に睨みを向け、明確に吐き出し続けてる・・・・そんな我々より、連中の方が随分と得だよな。金も仕事も降って来るもんな。ボサっと生きてる大多数の観客が、味方になって御輿担いでくれるもんな。その程度の「祭」に踊らされ、そういう「見事に操り人形な自分」にすら気付いてないのが、世の徒党の殆んどだとは思わないか?言っとくがな、呪われてるぜ、あいつらは。呪ってるぜ、毎晩、俺達みたいな復讐の徒が。あいつらの一人一人を、ちゃんと俺達が呪ってる。くどいぜ?しつこいぜ?俺達「手製の武器を握ったいじめられっ子」の方が。何せ、忘れないからな。(そう簡単にゃ)変わらないからな。「手製の武器」とは他でも無い、処世でヨロけるエテ公どもの精神を攻撃する「頑固な敵対心」「心の底からの嫌悪・反逆魂」の事である。真面目な真面目な「敵意」である。ふざけ半分で甘ちゃん連中のエセの「黒さ」とは違う。我らが誇示する怨念に(それ自体には)下心は皆無である。連中の「一時的ファッションライオット」は、ちゃぁぁんと時代の気風に適応出来てる。適応出来てるくせに不良を気取るな!わざわざ汚い格好して只々「男前」を競ってるだけだろ?そうやって表面的ワルを強調した所で、無難な決まり文句並べて無難な拳上げて無難な唾吐いてたら、そりゃ只の「保身」なんだよ!!何度も言わすな!丸見えだよ猿軍団。俺は忘れんぞ。流行り廃りで服を着替え、金と女欲しさに途中で路線変更したって、俺は忘れんぞ。朗読だ。ひたすら朗読して回ってやる。「王様はロバの耳だ」とな。「しかも裸だ」とな。全くお前ら、病的に情けない。だが情けない方が、女は寄って来るもんだ。頭の弱い嬢ちゃんらが、己の陶酔を満たしにやって来る。良かったな〜慰めてくれるってよ。ムチムチプリンの無知無知酒乱子ちゃん達が。俺は要らんぞ、慰めなんか。癒しもケッコウ、勘弁だ。俺には百万年早い。俺が嬉しいのは共感だ。欲しいのは興奮だ。母性じゃ勃たんね。面白くない。
頭の弱さ・精神の弱さ、これ即ち、ほぼ全て「自身の怠惰のせい」である。自業自得である。遊び方が悪いのだ。良い遊びをしていないのだ。真面目な遊びじゃないから駄目なのだ。ふざける時にさえ、ふざけてはいけない。いつだって大真面目にやれ。更に言えば、「心の危うさ」イコール「人を見る目の危うさ」である。さっさと気付け。君を欺き、君を傷つけた人間は皆、最初からそういう顔をしてた筈だ。ニセモノの面にニセモノの喋り。いい加減気付け。良〜く見て学習しろ。もっと差別的な目を養え。ついでにハッキリ言っておく。酒癖の悪い奴は死ね!(←俺の友達に、この言葉をメールアドレスにしている、俺同様の短気男が居る。酒はガキの呑み物では無い。と、俺達は思っている)
今週のおかず五品: 背面ソドム/断絶間 INVISIBLE
HATE/WITCHFINDER GENERAL ハトが泣いている/井上陽水 二匹の牝犬/BABYLONS 私の展覧会/渡辺真知子
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