|
第三十二回 我が首絞める絶縁癖
つい先日、地を這う様なテンションのまま、酷い音で、酷いライブをしてしまいました。本当「しょうもない夜」でした。まただ。またですよ。またやってしまいましたよ。けどな、今回は「短気な自分のせい」じゃないんですよ。違うんですよ。まるで、コンビニで売ってるファッション誌を熱心に定期購読して全身セコセコその通りにコーディネイトする「田舎の細眉高校生」の様に、その装いだけに気を配り、本質以外に銭をかけて、雰囲気重視と力を注ぐ、ロックBAR感覚の「チャラ男なライブハウス」。百パー、そのせいですからね。
あんなUFOに宇宙人なんか乗ってませんよ。乗ってるのは「オシャレ志向の幼稚な自尊心」だけですよ。ハッキリ言って、三十年以上前の音楽だけが尊いと賛美してはそんな自分に酔って崇高だとか勘違いしてる「馬鹿なヤング」相手の「フンイキビジネス」ですよ、あの店は。アンダーグラウンドな空間?地下にあるだけでアングラなら、何処のライブハウスも大体皆アングラですよ。どんなおべっかを使われようが、幾らノルマが安かろうが、二度と出てやらんけね。客電消して間接照明でオシャレに暗〜くして雰囲気だけソレっぽく作って、たったそれだけで高尚ぶって、何がオールドロックですか。何がサイケデリックですか。何がガレージパンクですか。勘違いも甚だしい。サイケデリック?トリップ?あれがトリップですか?あれでトリップですか?あれがアンタらの大好きな「60's&70's」とやらのイメージなんですか?オシャレでモダンでアートな感じってか?何とまぁ浅墓で短絡。薄暗いのがオシャレか?目が悪くなる程の、人の顔も物販の文字も読み取れない程の「客電の無さ」が、お前らの60年代的70年代的空間か?赤い電球オンリーの便所もか?「何かオシャレだよね」ってか?落ち着いて用を足す場であるべき便所が、ハッパや白粉をキメながらエテ公同士が対面座位でサカり合う場だと言わんばかりの「しっかり糞が拭けたかどうだか全く確認出来無い」チカチカの真っ赤っ赤照明(カワイコちゃん達が化粧も直せんじゃないか)。あんなの本当に必要ですか?60年代70年代・.つまり我々日本人にしてみりゃ「昭和」である。昭和のライブハウスの便所は果たして赤かったんだろうか?昭和はあんなにチャラかったろうか?んな訳無い。レトロスタイル(口にするだけで吐気するよ)・・・・安いトリップ、安いサイケ、安い現実逃避・・・・ヒッピーどもめ。憎き忌まわしきボンボンどもめ。十中八九、レコードコレクター自称する懐古主義の坊ちゃん達だろ?そうやって店の舵取って、あざとくイメージこさえてる連中は。テキトーで使い古されたフンイキ横文字並べて評論ぶってる、只それだけの「無駄な年寄り」どもだろ?
陰湿な俺は、ある一件からずーっと!根に持ってる訳ですよ。あのね、去年、友達のバンドが企画をやらせて下さいってあそこに電話したんですよ。したら、「ウチはパンクとかハードコアとかそういう暴れる系は駄目なんで」って拒否られたんですよ。音楽好きのくせに、何て無知な偏見だろうか(どうせ「パンク=武闘派のヤンキーくずれ」みたいな世間一般的勘違いなんだろうな、いい年して。白痴じゃなかろか)。パンクは駄目だと。ちっともオシャレじゃないからな。で、ガレージなら良いと。その単語さえ頭に付きゃ良いと。要は「音」じゃなしに「見た目」の問題じゃねえか!何のコダワリも無くて、只それだけの事だ。暴れなきゃ良いと。違うよな?だって、あんたん所の常連の関西ゼロ世代バンド(俺はモタコ君の事は昔から好きですが)に比べたら、舞台上で全然おとなしいですよ?そのバンド。でも、「パンク系ならウチは駄目」だと。だからさ、要するにあれでしょ?古着でいわゆるガレージファッションなら出演OKなんでしょ?外身さえ60's70'sで固まってりゃアリなんだよなぁ?マッシュルームか長髪で、ラッパズボンでガラシャツ似合う、いわゆる「モダンなルックス」ならば、音やジャンルや手法はどうあれ(たとえ猿真似だろうが焼き直しだろうが)大歓迎!・・・・って、入口にも看板にもちゃんと書いといてくれ。あと、「高いアンプと高い機材持ち込みの小金持ちセミプロバンドさん優遇!言いにくい事は腹にしまってヘラヘラ業界人っぽくコビて接します」ってのも書いとけよ。真のガレージ地下パンクスに誤解されない様にな。「当店はアンプ持ち込み前提のハコです。ライブハウスに置いてある機材なんかアテにしないで、楽器やってんならアンプまでテメエラ自身で面倒みろ。金や車が無くて買えない運べないって言って店のボロアンプでも使うって言うんなら、それはそれで機材費はシッカリ頂きます」とまで書けよ?「当店の音固めは全て出演者任せです。セッティングの能力やセンスを持ったPAなんて威張って名乗れてギャラが発生する様な職業の人間は一人もおりません」とな。・・・・と、やっとここから「本題」だよ。今回の怒りの正論の。
全く、なめられたもんだ。冗談じゃありませんよ。ベースアンプの話ですよ。毎回毎回(中学生棺桶は過去に誘われて二度出演。今回が三度目)、低音が全然出てない・聴こえないので、まぁ自分らの技術不足.バランス調整不足なんだろなと思ってましたよ。しかーし!今回、友人の「生粋のベース顔&ベース体型&ベース偏愛」の「生涯一ベース人間」にリハから立ち会ってもらい、その「ベース眼&ベース耳」で「ベース玄人」的確認をお願いしたんです。その結果は、何と!我々には一切「非」の無いものでした。キャビが死んどるんですよ。ボリュームのツマミが6から10まで殆んど変わらない。トレブルのツマミに関しては、ひねろうがひねるまいが無反応。楽器の持ち味なんか完全に丸潰れ。リッケン繋いでもEBベース繋いでも、クズアンプの音に成り下がる。Acusticの220(そのベースアンプの名称)なんて10年20年前のモデルなんだから、ちゃんとメンテナンス位しないと、世間でどんなに名機だとか言われてようと、これじゃ只のゴミアンプですよと。スターパインズカフェの据え置きアンプ並ですよと。例えば、同じ位の広さのスタジオ入ってあんなアンプ置いてあったら、マトモなベーシストならキレますよと。と言うか、ギターアンプ四台も揃える暇あったらベーアンにも気ぃ配りなさいよ。内装の壁画を有名人に高い金出して施してもらってさ、間接照明やら赤電球やらで雰囲気ばっかに執着してさ、場所代取ってバンド呼んで、注意書き一つ無く当然の様にあんなヘボアンプでライブさせて機材費までふんだくって・・・・バンドなめてんの?誰が払うか!そんな機材費(我々は今回、勿の論そんなもん払いませんでした)。税金じゃねえんだよバーロー!我々のクレームに対し、自尊心だけ肥大したプロ意識の無い「インチキPA」は、ヘボアンプのプリアンプ通っちゃってるパラアウトを「ライン」と称し、スピーカーから外音として出そうとする始末。だーかーらー!それじゃ同じだろっての!それじゃ棺桶の折角のEBベースの音が台無しの「クズアンプ音」のままじゃねえか!DI無いんなら「ライン」と呼べませんよ!嫌そうな顔して「・・じゃあラインで外に出しましょうか」って、DI通すか・せめてアンプのDIアウトから出すか・してから「ライン」って言えー!認めてたまるか!そんな「ライン」!!!!キー!ドルゲ様ぁぁ!もうイヤァァァァァァァァ・・・・!!!!!! で、ムカつきながら本番を惰性で終わらせて逃げる様に撤収して、周りの皆から呆れられて敬遠されてる事に気付かずに未だに毎回打ち上げまで図々しくノコノコついて来て女子高生みたいに友達探ししてる「口ばっかりの勘違いメス犬」の「かまってアピール」からも皆一丸となって逃げ、避難先で呑んで食ってハニカム(対バン相手。悪友)全員と再び一丸となって身体障害者の話して、帰って凄い勢いで下痢して、三上寛の「負ける時もあるだろう」聴きながら寝ました。
以上、今回は読者へのサービス皆無な「愚痴っ垂れ」に終止。ごめんね、短気で。でもさ、ライブスペースとして商売してるならさ、表装的にアレコレする見栄坊根性よりも、まず何よりバンド側の身になって考えてくれませんか?バンドの心情に協力してくれませんか?金(はした金だろうけどさ)貰ってんだからさ。懸命に自力でやりくりしてる貧乏バンドから。
今週のおかず五品: ぐだら゛ね゛え゛/ハチワレ天満宮 SOCIALIST/PIL 闇の中の子供達/マスターベーション 青い闇の警告/井上陽水 SUCK MY ASS IT SMELLS/GG ALLIN ↑ページのトップに戻る↑ |