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第三十八回 心は貴族の裸族です
前回の寒さ対策の補足。毎日寒いですか。毎日それが嫌ですか。つらいですか。震えてますか。ならば、人指し指と親指を鼻の穴に突っ込み、鼻毛をブチブチ抜きましょう。躊躇無く、無造作にむしり取るのです。出来ればその際、テニス選手(王子様は不可)の様な声も出して下さい。眉間に皺も、あからさまに入れましょう。勢いと痛みで、容易にカーッと熱くなれます。汗ばみます。他には、チューブわさび(カラシ不可!わさびこそ美味)など携帯してみたら如何ですか。北風吹いたらチロチロ舐めてみて下さい。カーッとなれます。汗ばみます。後は、恋でもしたらいいんじゃないですか。執念の、けれども静かな恋をして下さい。冬なら可能ですから。一人きりでも可能ですから。落ち着いた遊びが可能ですから。冬だからこそ、燃え上がりますよ。夏は駄目です。熱に浮かされ調子づいた所で、ガキか獣かイカサマでしかない。夏は駄目です。なあなあです。それか「無自覚の妥協」です。「ごまかし」と「ごまかされ」です。総じて「流され」です。冬はそうはいかない。おそらく、普段より冴えとるからね。冬はいいものです。夏は駄目です。色々邪魔です。冬にしなさい。決して群れずに、各自が考えて、冬にしましょう。悪い事も良い事も、何もかも。補足以上。
「夏好きなんて皆どうせ馬鹿」という、十代の頃からの偏見。偏見ついでにもう一つ。「ストレートエッジは皆どうせインポ」「皆どうせマッチョ主義のホモ」だ。じゃなかったら、皆どうせ「厳格なるナントカ教信者」だろうよ。酒も煙草も女もやらなきゃ、肉も食わずに体育座りか?つらいよ〜苦しいよ〜って膝抱えてな。酔ってますなぁ、ストレートエッジ。酒をやらずして見事に「酔っぱらい」だよ、ストレートエッジ。つらいんなら、我慢してないで(我慢してる自分に陶酔してないで)ヤレばいいじゃねえか。ヤレよ、酒も女も。勃たないんだろ?どうせ。女に興味が無いんだろ?どうせ。「神の教え」とやらに背くのが怖くて、ブルブルビビってんだろ?どうせ。外身トゲトゲ、中身オドオド。硬派とは違うね。「硬派のカモフラージュ」だね。何度も言うが、「カモフラージュ」こそ最もパンクと遠いものである。完全に対極にあるものである。気取るな。すかすな。苦悩を売りにするな。ストイックを盾に嘘をつくな。ヒューマニズムなんてもんをパンクに重ねるな。気色悪い。人間全部が「かけがえのない素晴らしい存在」じゃないから、大人ヅラした現世の人間殆んどが薄ら間抜けのドン百姓(及び犬畜生)だから、苛立ちのパンクロックは産まれ、鳴るんだよ(極論を言えばパンクは、行列流行大行進のボケ大衆憎悪・大衆差別・・つまり、「差別行為」に果てしなく近い筈なのだ。すかした連中への「侮蔑返し」「選民返し」であり、本質的には、元いじめられっ子の「復讐」だ)。宗教?グル?よくもまぁ、余程さみしんぼで臆病で「自分が無い」と見える。俺は信じない。すがらない。俺は日本人だから、日本人として無意識にこの身に染み渡り、自然に根付いてる「八百万の神」「先祖崇拝」(日本古来からの文化・伝統・民間習俗そのもの)以外は、信仰・理解出来無い。当然だ。何より、男として魅力に欠けやしないか、ストレートエッジ。少なくとも、色気は無いな。お目目キラキラの、つまらない男だ。拍手喝采して来るのは当然、つまらない女だけだろう。食えよ、スタミナたっぷりの肉も。感謝しながら食え。すすれよ、自分に欲情してくれる女の愛液も。感謝しながらすすれ。退屈な人間に、退屈な男になるなよ。スポーツマンちゃんよ。
問題は、「それ目的」「それ狙い」なのか、それとも、あくまで行動指針は別に明確に存在し、「それ」はタイミングの良し悪しで付随してくる「単なるオマケ」に過ぎないと位置づけてるか、オマエはそのどちらなんだ?という事。俺は、酒も煙草も肉も女も好きで、「学び」と同じ位「遊び」も好きで、それを決して隠蔽する事無く大真面目に大ふざけして、やってやってやりまくる男であるが、その種の欲や快楽よりも遥かに大事な「使命」を己に課している為、モテたいアピールや商売用振る舞いに走る事は、今後も百パーありえない。そりゃ「肉」は欲しい。それが美味いならば、あればあるだけいい。だが、結局それは「ついで」である。自分は「その為」の男では無いと、以前から考えている。逆に、完全に「それ目的」「それ狙い」のチャラ男なのが、世にいう「ビジュアル系バンドマン」どもである。断言する。全員が全員だ。(これは事実で、実際俺の元にはスタジオ従業員からのタレコミも届いているんだが)あいつらはスタジオのロビーでも、スロットと女の話しかしない。どちらの話もテーマは全く同じ。「どうすりゃどれだけ金を引っ張れるか」である。頭の中はそれだけである。一貫した田舎臭い貧乏商人根性である。無意味で無価値な快楽至上である。連中のバンドは表現では無く、吐露では無く、音楽ですら無く、只ひたすらにインチキ一筋の「商売」である。何の勉強も信念も覚悟も無く、カモフラージュというフェイクで心身共に必死で固め、そうして掴んだその金で、買った機材と服とピアス、墨とシルバーとカラコンを、自慢しながら更にカッコつけたいだけだ。チャラチャラお揃いゴミザルホスト。隣と同じギザギザヘア。同じマリリンマンソンメイク。同じ丸尾末広エピゴーネン。同じ弾き方。同じ虚勢のあおり方。同じ種類のユルユル女の、同じチンケな落とし様。堕ち様。何故気付かない?何故懲りない?パンクでもロックでもカオスでもゴシックでもヘヴィーでもサタニックでも何でも無い、おざなりな糞ダサい縮図。阿呆丸出しの商売。その終わらない矢印。何一つ、双方の為にならぬ関係。浅墓なヤンキー脳の見栄坊に群がる、浅墓なフリフリボインの豚娘ちゃん達(見た目は大変可愛らしく正直凄くそそるが、その引き出しの少なさ・勉強の足りなさゆえ、会話がひたすらにナンセンスで退屈)。完全に障害者同士の恋愛だ。その神経よりも、まず連中の美意識が腐ってると思ってしまうのは、我々パンクスだけだろうか?テキトーにソレっぽい英字がプリントされたシャツ、無闇矢鱈でわざとらしいドクロ、剃り跡青くみっともないカクカクした眉毛、どう思われたいんだかサッパリ解らない「すき過ぎ前下がりボブ(耳だけ出すのはピアスの数を見せ付けたいから。片目隠すのは何か芸術家っぽいから?)」、不必要な鎖とチャックと包帯と学ラン、問われたらとりあえず寺山修司って答えておけば済むと思ってる白塗り(と言うか丸尾漫画になりたいだけだろどいつもこいつも)、全然グロじゃない。エロでもない。ゾンビでもロリータでも無けりゃ、演劇でもデスメタルでもねえっつーの。あんたらなんざ「萌えノイズ」だ。誰がそんなもんでのれるかっつーの。それでのれるのはオタのみ。技術しか興味の無いオタ中年のみ。無創作で何の根拠も無くハイプライドな「玄人気取り」のみ。要するに、単純に「アニメっぽい女」が好きなだけだろ。・・・・あ、また矛先がそれてきてるか?きてるな。まとめましょうか。ましょうね。そろそろね。
我々は狂ってない。全てに敏感だ。つまり、全ての「鈍感」にも敏感だ。察知したら敵視して唾吐いてゲロしてやる。ストレートエッジも狂ってるが、「ビジュアル系」文化(連中自身・及び連中をもてはやすヌケミソ女・及び連中を祭るライブハウス・及び連中で金儲けしてる恥知らず中年、その全て)は、もう完全に知恵遅れである。どうにかしたい。本当どうにかしたい。とりあえず、我々の邪魔はさせない。
今週のおかず三品: まだひどくやれ・くたばれストレートエッジ・肉欲/センチメンタル出刃包丁(全て、ニューアルバム「頭痛の種」より)
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