第六十一回 紹介に臨時のガセは不要(その2)

自分は、先人「全て」を盲信して疑わないゆえに権威に弱く外人びいきで懐古主義者でテメエ自身は何も作り出せないくせに糞偉そうな音楽ライターの類を、昔から一切信用していません。だもんで、そういう寄生蟲に飯を食わせて一丁前の社会人の名刺をくれてやる音楽雑誌なんかに、憧れゼロ敬意もゼロでございます。それどころか、完全に見下げ果ての対象ですよ。あんなチンカス商売、組織もろとも衰退して滅びてしまえばいいのだ。利用するされるの関係性も、馬鹿丸出しである。世の中のバンドマンもファンの人達も、ああいう「雰囲気至上ビジネス」連中を、あからさまにもっと!もっともっと!敵視してやった方がいい。ちゃんと罵り、ちゃんと嫌うべきだ。
※ファッション雑誌に対しても同様である。あんな「テメエの着る服すらテメエ一人で決められない低脳人種しか読まない無駄な紙面」上で、カラッポな頭を誤魔化すが如くスカした表情作ってお部屋公開やブランド紹介なんぞしてるガキ中年、その中でも特にバンドマンのくせにモデル気取りのルックスでチョコチョコ稼いでるなんて自慢にもならない「成り上がり元ヤンロック風タレントサロン」狙いのオスザルメスザルが、何より誰より自分より糞ダサく見えるのは、自分がマトモな証拠だと思う。連中こそが虚栄に溺れていて、そして確実に狂っている。差別すべきだ。指さして大笑いしてやれ、時代にホイホイ便乗する「中身の無いエテ公」どもを。

そんな事をこうやって、自分は今後も(今まで通り)声が枯れても女が逃げても公言し続けるだろうから、その上ビジネスパートナーにも値しない「頑固ジジイ」なツラの持ち主であるし(金にならぬ唄を作っちゃ金にならぬ声で唄う・・・・という事だ)、地位やコネある業界関係者や著名サブカルタレントが我々のバンドに(ほんの僅かでも)力を貸すなんて、いつまでも有り得ないだろう。
(前置きが長くなったが)
よって自ら、「紹介」するのである。こういう所を借りてでも自ら、「お知らせ」させて頂く。
続ける。ここでも散々「お知らせ」してる通り、今月末、自分がやってるバンドの新しいCDを、何故か!何故だか!ディスクユニオン内のレーベル(決して商売優先ではなく物好きで本質的パンクロックと笑いに精通した「アンチファッションな大人」が大きな会社にも確実に何人かは存在するという事実が、未だ自分は不思議でならない)が、全国へ流通販売してくれる事になった。驚きだ。不思議だ。不思議だが、有り難い事である。音源を広くばらまく際、バンド側に強いられる「煩わしい事務的作業」が、確実に幾つか減る(やってもらえる)だけでも、とても有り難い。我々は全員、処世術を駆使した「熱血営業マンの様なドサ回り」が特に苦手な「社会生活不適合者」なので、実際、本当に助かるのだ。金にならなくてもいい。助かるのだ。向こう(レーベル側)も向こうで「金にならなくてもいい」と思っているんだろうし、それでも我々を選び応援してくれるという事が、嬉しいし、助かるのだ。
この、我々にふさわしくない「プチ援助」、今回で二度目である。一度目は三年前、「神頼みの似非不良に抗う」というアルバム(当初タイトルはもっと長かったが、上層部からブーブー言われ断念、改題。しかしそのまま引くのが悔しかったので、ジャケット前面のイラストに、改題前のその原題を、これ見よがしに大きく書き込んでやった)の時である。勿論、大して売れなかった。今も店頭に並んでいる(筈)だが、大して売れていない。
大して売れちゃいないのだが、このアルバムは、今でもまだ聴ける・・・・筈である。ベースの音は小さく(当時のメンバーの出す音は勿論、その人格にも嫌気がさし始めた時期の録音の為、ミックスの段階で極力ベースの音は下げてある。ライブでもPAにそうしてもらっていた。心底、人に聴かせたくないベースだった。アルバム発売直後に自分は「計画通り」彼を解雇し、在籍中から密かに凶育していた「高校卒業間近の18の小娘」を即座に新ベースとして加入させた)、殆んど出ていないが当然たまに耳をかすめてしまう箇所はある。そこが薄らムカつく。が、アルバム全体としてはまだ聴けるんじゃないかな・・・・と。これと「轟同異臭騒ギ」と「君に問う。精神至上は精神異常なりや?」(MD限定生産盤)と「偏見喰らい」と「死なずの関係」(ライブ盤二枚組)以外の過去の音源は、全て駄目だ。音質や演奏がどうこうの話ではなく、「精神的」に全然良くない。「唄」もだ。まるでなっちゃいない。中学生とはいえ、テキトーにも程がある。自分は、二度と聴く気にならないだろう(所有者はどうか捨てちゃって下さい)。
で、新作「むすめ戦争中」だが、とりあえずベースは強く出ている。いいと思う。いきなり前言撤回するが、やっぱり志村(現メンバー)がベース弾いてない棺桶の音源は、その点だけで嫌だ。気に入らない。
要するに、メンバーの中に一人でも「バンドとしての意向」にそぐわない「勘違いな異人」が居るのは、バンドにとってやはり良くない!まとまるもんもまとまらない!という事である。それは何処の誰がチラ見しても一目瞭然だし、音にも表れる。そのバンドに「悪い意味での乱れ」が出る。「悪い意味でのバラバラな感じ」が、絶対に出る。そんな理由から、いの一番にとりあえず冷笑されてしまうなんて、それじゃ不本意だ。何とか出来る事なら、何とかした方がいいに決まってる。だから我々は、何とかした(辞めて頂いた)のだ。
一つのバンドの信念及び「目指す方向」は、それがどんなものであろうと、可能な限りメンバー全員で統一させた方が、バンドのドロドロもまとまるし、濃くなる。そのバンドの「武器」は、研ぎ澄まされる。人の趣味や思想ってのは、当然そのまま信念と繋がっている。センスだけの問題ではない。趣味が悪い奴ってのは結局、信念が腐っているのだ。ブレているのだ。ブレてる奴は、危うい奴は、糞ダサい奴は、うちのバンドには要らない。ナンセンスなメンバーなんかクビだ。
結果的にこの判断は間違ってなかった。中学生棺桶は、以前よりいい。満足しないまま、悩んで考えていじっていじっていじくり回しながら続けるので、それでも「核」は決してブレない(自分みたいな人間がバンマスだからな)ので、これからも常に、「以前よりいい」だろう。

スプリット盤(「偏見喰らい」)とライブ盤に引き続き、今回の音源も、みっちり詰まってると思う。どうか聴いてみて下さい。
で、そろそろ色んな場所で、レーベルが作った宣伝チラシ(カラーのやつ)が撒かれている筈だ。そのオモテ面にはアルバムのジャケット画と帯の文、そしてプンクボイの推薦コメント(これは本当に嬉しかった。我々の方こそ、彼という人間に惹かれているのだから。彼がやってる事も言ってる事もルックスも本当に全部かっこいい。心から好き)が載っている。で、ウラ面には、レーベルの黒幕であるディスクユニオンK氏の手による「煽り文」がある(※このウラ面には自分は一切関与していないという事をここでハッキリ断っておく)。
そんな感じですので、皆様どうか宜しく。

今週のおかず五品:
気球/面黒楼卍(仮)
悪魔の呪文/FOCUS
私の展覧会/渡辺真知子
今はどのあたり/渡辺真知子
透明人間/ヒメイ(茨城にこんな根暗パンクを唄う将来性ある女子がいた事に驚いた。上京の際は是非とも対バンしてみたい)

(編集注:Amazon.co.jpのコチラにて、予約注文が始まっております。初回特典が欲しいアナタはユニオンとタワーの店頭に!!)

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