|
第七十三回 私は私のナレーター(俺の解説は俺がする)
今更話すまでも無いかもしれませんが・・・ きむすめ葉蔵の「きむすめ」は、「奇娘」であり「生娘」ではありません。自分は処女崇拝の男ではなく、むしろ苦手なのです。生娘が、嫌なのです(処女をありがたがる童貞や中年や、連中のその「身の丈にまるで合わない所有欲・征服欲」の方が、もっともっと大っ嫌いですが)。 ですが、吉田戦車の昔の漫画に出てくる一人の女性キャラに感銘を受け(そのキャラクターは大嫌いな「いかの塩辛」を瓶で常に持ち歩き、相撲が大嫌いであるに関わらず相撲部のマネージャーをやっているのでした)、苦手なものの名を名乗る事によって、その名で呼ばれたり自ら繰り返し使ったりする事で、それに耐え克服する精神力を育みながら生きて行こう、と。少しでも逞しくなれれば、と。けれど実際に「生娘」の文字そのまま名乗るのは本当に本当に気持ち悪いし、いちいち誤解されるだろうし、そうか、じゃあ響きだけは受け入れて耐えて行くとして、「奇面の娘」で「奇娘」にしよう、と。響き重視なのだから平仮名でも漢字でもどちらでも良しとしよう、と。それで「きむすめ」なのでした。 「葉蔵」については、説明する気が最早これっぽっちもありません。あえて言うなら名字と同様に「響きの良さ」と、そして「憧れ」と「解り易さ」、その総合です。それよりも何よりも、「親から貰った名前がどうしても好きになれない」というのが一番の理由です。と言うか、世の「本名を名乗らず別の名前で活動するバンドマン」は全員、本名が気に入らないからそうしてるんだから、どうかそれを察してあげて下さい。いちいち「本名は何て言うんですかぁ?」とか聞くんじゃないの!気に入らん名前は捨てたの!これが本名なの!俺は葉蔵なの!
で、何故に処女が嫌なのかと言うと、 一言で中傷するなら、何だかドン臭いからです。ドン臭い人間は好みじゃないんです。ドン臭いの「ドン」は「鈍感」の「ドン」ですよ。つまりは「愚鈍」の「ドン」ですよ。そんなドンは愛せませんよ。 あと、これは自分でも「すさまじい偏見」だと思うんですが、処女ってのは大体が「何も知らない(分かってない)くせに突っ張ってて素直じゃない」・・・みたいな所がある(逆に童貞は素直で丸腰な感じで好印象)気がするんです。そういうのがうっとうしいんですよ!本当に!可愛くないなと思うんですよ。と言うか俺は、老若男女問わず「素直じゃない人間」を腹立たしく煩わしく感じるタチで(つまりそれは不誠実な感じがして信用出来ないからであって)、こっちがこっちの心を殊更に開いてみせるのも、向こうのを開けようとジワジワと努めるのも、どちらも非常に面倒臭い(何やってんだ俺は...って気分になります)ので、そういう「強がり屋さん」に対しては一切かまってあげずに、おかしな「突っ張り」をやめて「本当の要求」を示してくれるまでは、「それなりに放って置く」という姿勢で応じる事にしています。じれったい奴には、じれったさを返しますよ。鏡の様に。 ほっといたらいいんです。素直じゃないのは、本当に、ずるいですよ。「お膳立てはお任せ」って態度、一方的な「読み取って下さい」、傲慢じゃないか。相手にだけ「気遣い」をせがむのは、「どうしていいか分からない」のが処女とは言え、それは当然納得出来るのですが、それでも俺は、そういうのが苦手だ。 男女関わらず、お付き合いは、友好関係は、常に対等であるべきじゃないでしょうか。だって対等じゃないと、居心地が悪いじゃないか。息苦しいじゃないか。短気な自分は、そんな空気ですぐに苛々しますよ。どちらかが上や下では、関係自体あっという間に、軋む。軋む関係は全て、次から次へと解消・破棄して生きて来ました(一応断っておくがこれは「逃避」ではなく「良いもの」を選択して「より良いもの」を目指してそこへ「真っ直ぐ向かっている」に過ぎない。この「賢明な選択」はバンド活動においても同じである)。
噛み砕いて言うならば、 この「奇娘」は、自分が薄汚れていて醜悪なのを重々承知・自覚しているので、つまり清らかで純粋無垢な「生娘」様(完全に皮肉です)とは対等でいられない、という事です。お話にならない、という事です。 更に噛み砕いて言ってやろうか。 例えば一戦を交えるにしても、交える気満々のノリノリのナオンとしか最早やりたくもないってのもありますよ。腫れ物にビクビクしながら触るが如くなんて、やなこった。レイプの趣味は皆無なんですよ(そういうネタを普段一切使わないし使った事も一度もありません)。いやがってる相手に強制する事の、一体何処が面白いのか?屈折した変態どもの多いこと多いこと。無理矢理セックス、俺はそんなの退屈だ。俺は屈折なんかしてねえんだよ(イカれた男扱いすんな!)。つくづく思うが、とことんノーマルで正気なのである。遊びはおろか、全ての「相手を必要とする暇潰し」に、「愉しみ合い」を求めている。両者の「エンジョイ」が、笑わせ好きの俺には向いている。ニヤニヤする女とニヤニヤする俺、スケベ面とスケベ面、それがベストだ。 こんな「奇娘」に、いわゆる「生娘」は拒絶・生理的嫌悪を覚え、その「むかつく!キモい!!」をジト〜って示すに違いない。ずっと、そう思ってます。確信してます。そうやって俺を嫌がる者を、俺は愛せない。逃げる奴なんか追わない。自分ばかり清潔ぶって純粋ぶって、俺を不潔な俗物を見る様な目で見ながら眉間に皺寄せて逃げそうな「生娘」が、只ひたすらに苦手。只それだけの事。 ※でも、幼女は大好きでーす。片想いでオッケーでーす。セックスなんか無くて結構。いい距離で盛り上がる、俺のこの「距離道楽」万歳。ときめき「だけ」を狙い、そして、ときめきに死す!予定。
今回、何かノイローゼっぽくないですか?ち、違いますよ。だ、大丈夫ですよ。素直で誠実な「自己紹介」ですよ。俺はいたって健康ですよ。有意義なバンド活動と有意義な恋をしながら、まっとうに生きてますよ。 他人の不幸がエネルギーの乞食ども、残念だったな。ケケケ。
今週のおかず三品: WELCOME
TO THE VOID/MORGEN Yのテンション/安全地帯 無防備都市/ムーンライダーズ
↑ページのトップに戻る↑
|