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第66回 野宿rap 上
今日は告白をしたいと思う。私の職業の話である。 実は私の本業はラッパーなのである。 暇さえあればリリックをこね回して団子を作っている職人ラッパーだ。もう12年やっている。今日はその団子を紹介したい。この夏にぴったりのshit。『野宿rap』である。心してrealを食らって欲しい。
yo yo check-it-out-yo! 俺は完全な黒人だyo!
ha ha whacha-gonna-do!俺のrapで死んじまえyo!
ra ra hanamoge-ra!涙じゃ解決しないんだyo!
君。 君としみじみと意味の話をしたいよ。この宇宙に単純に夢中なんだって話を。 詰めて押し込んで包んでpackingしてrappingしたrapをcharmyな君にレンジでチンして噛み食みして欲しい。君、その時に言えよyummy。そんで酸味の効いた笑顔をgimmeな。俺は、それ見てにやにやしてからfuckin’! て叫んで失禁するから。
な。
とことんhapなrapでget up!
野宿rap。野宿rap。野宿rapですよーぃ。くらぁ。
☆chapter1 夏の部屋
そこで何を待つ? 四畳半。上半身裸でbadな気分でbedにlaid自分。だぶんて沈んで怠慢に仰向け。 エリンギ生えそうな布団で、びろ〜んと見入ってるよceilingだらけて。do I belong here? って、ha! どうあがいても酷い部屋。like a棺桶。流し虚ろ眼。okなわけねえよもう死にてえ。 ねえここ何処? って万年床の中分からず脳真っ赤なの。なかなか出られず頭抱えてクズがむずがる。不味いし恥ずい。暑いしエグい。カスのbuzzったdamnな髪の毛夏ボケ。 傍らにやるせない空気ふうふう、って扇風機。朗らかに潔き覇気無し餓鬼の夏季掻きだし。わざとらしく足臭え葦。ネガな寝返りだらだらくり返してな。馬鹿なバカンスたらたら経ってくのな。湿り枕に顔伏せると真っ暗ではぁっとため息が、屁。へへ。どうにかして粋なハートで生きないと、って、ne、分かっちゃいるんだけど、ne、あの、あの〜、え〜、え〜と、何だっけ? 鬱カーテンにぶつかって。眼を瞑ると夏暗転そのとき、光る回天が錐揉み八回転で胸中を急襲。 そうだ! きっともっと奔放に本当にそれは炎上する扇情。激情の線上ずっと行ったらきっと憧れの戦場に行けるんじゃないかなあ、とか。ほらあ、天井が邪魔でJamaicanな空が見えないじゃないかあ、とか。そっか俺こっからどっかへ行っかなきゃいっけねえんかなあ、とか。 創造的な想像だろうyo。建設的な現実を現出するための幻想だろうyo。八艘飛びみたいな突飛な発想だろうyo。そうだyo。そうなるyo。そうなるんだyo。now必要なのはpersonalな脱走なんだyo。 瞬間。何かがhappen。何故か急に俺は発奮。降りたrap。探していたlove。胸に迫り来るdump。そうです。それが、このrap。 季節は夏。BGMはNas。ガスガスって部屋を飛び出す。マスかくのも飽きたからこれから先立って短えeasy gameを熱く遊びます。
love とrap の融合なんです。 っていうこと言うと相当横暴? どう思う? そうそう、俺、毎日見るんだUFO。なんてね今のはUSO。ほら、ここ、笑うとこ。19のあの日が重苦だって言うyouのために「優」こめて俺はfantasticなlogicのmagicを見せるそれが、この、『野宿rap』。
野宿rap。野宿rap。野宿rapですよーぃ。
ぶはぁ。
chapter2 街の道
価値ある徒歩するが勝ち。ええっと、俺、充ち無い街で恥じらいがちでさ。そいでも、でやっ! っつってghettoみたいな部屋から外へ出たんだやっと。葛藤の地平へと。現実との対峙sceneで好奇心が覆い隠す固え恐怖心。暢気に喚起される歓喜。 暑苦しいため息もかすれる美しい並木道を行こうっと。新興住宅の潤沢な灯り眺めるなんて最高だよきっと。現金な笑みを投げかける蝉みたいに元気な店員の鼻毛とかさ。真っ黒な猫を抱っこしようと追いかけっこ。アルビノ兄ちゃんと並んでコンビニで立ち読み。hi-hoつって入ろう気になってた食堂。パチスロは…、止めとこう。 感慨だ。I got rapの雛形。気づいたらまあ世界は夕方。ほら、オレンジ色のでかい空俺んちはもうとっくに遠く見えないから。それでも何も、何にも気にせずたらたらgo go go I go。 軽くたるく夕焼け歩いてくとなんかhip-hopなfeelingなんですよ。あ、そうだ、教えよう今日の俺のピッカピッカfashion。まずはニッカポッカにslip-on。そんで吉祥寺でいいじゃんつって買ったちっちゃいGジャン。インディアンスのcapにfugeesの缶バッヂ。あっちこっち破けたロリハチのバンT。極めつけはGUCCIのハンカチーフとEMILIO PUCCIのネッカチーフ。泣く子も黙るLEONチックな井出達ですよ。 カミナッチャ!
(※)ちょいワルスタイルで超える坂道。ちょいワルスタイルで進むあぜ道。ちょいワルスタイルで過ごす毎日。ちょいワルスタイルで耐える断食。ちょいワルスタイルで燃える掃除機。ちょいワルスタイルで食べる乾電池。ちょいワルスタイルで殴るマルコビッチ。ちょいワルスタイルで殴るストイコビッチ。ちょいワルスタイルで殴るミロシェビッチ。
道すがら。『僕dog! 僕dog! 僕dog!』て吠える犬と遭遇。勘繰りビーグルが上目アングルで俺を諌める。『yo-yo君の押韻は強引だワン』、って。俺はsmiled and said『hey dog! 新時代のrap styleを信じなさいthis is the one』、って。それ聞いて感心し頷く道端のマーガレットが『fancyな話ねびびっときたわ』って。それ聞いて安心して居ぬ犬の鎖はvividなscarletで、首輪の名札は「Catherine」。俺はすっかり、gonna be all right。 楽観主義です充足感。古着屋から流れるsongアジカン。すれ違う人にハイサイ! ってラジカルに挨拶して快哉。俺はスキップで徘徊し続けたんだ7〜8時間。
loveとrapのあいのこなんです。 愛のこう、ドキドキするのと、韻のこう、バキバキするのを粉して混ぜて固めっこ。如実に流れ出すんでhipに散布。でも堅実で誠実。ちゃっかり僕はjumpばっかり。ぱっかり、あいた傷口に確実に沁みこむ乱雑rap読めよ、これが、『野宿rap』。
野宿rap。野宿rap。野宿rapですよーぃ。
ぐへぇ。
続く。
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