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第44回 ホリエモン新たな動き
さらっとホリエモンの新たな動きを。ホリエモンはフジテレビとの闘いに一応のけりをつけて以来、マスコミの前に姿を現すことはほとんどなくなりましたね。もう電波芸者遊びをする理由がなくなったのでしょう。さて対フジテレビを軽く総括しておくと、誰が何と言おうとライブドアの一人勝ちでした。マスコミは絶対そうは言わないでしょうがね。あんな中小企業に同業者であるフジテレビが負けたとは認めませんよ。リーマンブラザース証券はもちろん利益を上げましたが、それは通常業務であり、世界企業のリーマンからすれば利益はわずかな上乗せであり、そこそこのグッジョブぐらいでしょう。しかしライブドアは企業規模からすればめちゃくちゃな利益をあげました。利益というか、フジテレビから巻き上げたことにになりますが、合法的でありフジテレビがバカすぎたということです。今回に限ればモラルうんぬん言う人の言葉は当てはまらないと思います。むしろモラルがなかったのはフジサンケイのほうでした。
さて、数ヶ月で約400億円の儲けを出したライブドア。今から思えば最初からフジだのニッポン放送だの経営権は眼中になかったのでしょう。目的はこのマネー。もうこれでライブドアは当面の資金繰りに悩むことはなく、さらなる拡大の道を歩んでいくだろう、、、と思ったが、どうもホリエモンの考えていることはちがうようです。ここにきてライブドアとホリエモンに動きがありました。ライブドアがポータルサイトのニュース記事を赤旗と朝鮮日報から配信してもらうと発表した。そしてホリエモンが自社株を売却し143億円を現金化した。ホリエモンが目立ち始めてから、右よりの媒体はいろいろ言い始めましたがこのニュースでさらに「ほらみろ」と言い出しているようです。確かに共産党の機関紙赤旗と韓国の日刊新聞朝鮮日報、そういいたくなるのも無理はない。真相というかホリエモンの頭の中は、つまり思想はわからないが、私は彼はノンポリだと思っています。あるとすれば自由経済主義であり、右だの左だのといった矮小な政治的思想はもっていないのではないでしょうか。しかし本当のことはわかりません。ただ相場師のカンでものを言わせてもらえば、彼はノンポリにもかかわらず今後政治に踏み込むのではないかと言う気がしてきたのです。たぶんホリエモンはライブドアの経営の一線から身を引くのでは。それはライブドアの将来を見限ってということではなく、次に譲り、自分はまた新しいことを始めるのでは、と。それが自社株の売却だと思います。IT長者がすごいお金持ちのように言われていますが、実際に自由な現金はそれほどでもなく、どっちがカネをもってるかといえばイチローや松井や中田ヒデのほうが自由に使える現金はもっているはずです。IT社長の資産はほとんど株、つまり紙の価値にすぎません。株を現金化しないかぎり多額の現金を手にするのは難しいです。今回ホリエモンは会社を設立してからはじめて株を売り大金を手にしました。はじめてです。しかもライブドアの株価は今安値圏にある。ではなぜ今株を売ったのか、その現金をどのように使うのか、これがものすごく興味があります。
ホリエモンは超一流の相場師でしょう。そうならば上がり続ける株はなく、景気は下がり続けることもない。世の中は右に振れればいつかは左に振れる。そう考えていると思います。だとすると、現在の日本、世界は右に振れすぎている、ならば何年かしたら左に振れてくるだろう。そう見ているならば、その布石として左翼メディア、アジアメディアとの接近を試みたともいえます。そして自社株の売却益。私の勝手な大胆な予想をしておきます。ホリエモンは政党をつくる。もしかしたら新政党ではなく社民党の買収かもしれない。いずれにしろ左寄りの政党をつくるのではと予想します。左寄りが言い過ぎなら市民政党、またはネット市民新党。もう少し踏み込めば、ホリエモンはネットでアジアをなんとかしたいと考えている。その布石としてライブドアはかなり中国のネット経済に食い込んでいる。まあふざけた予想であることは認めますがね。お金の使い道は宇宙ビジネスじゃないと思いますよ(笑)。政治的思想もなく、彼は完全自由経済社会を目指しての政党旗揚げだと思います。それがなぜ左寄りの政党なのかといえばそれは思想ではなく世の流れを見てのことだと思います。上がり続ける株はなく、右に行き過ぎる世の中もないという、相場師の考えです。もちろん過半数を獲得するような大政党ではなく、民主党政権のキャスティングボードを握る立場をねらっているのでは、と。そしてある程度成果をあげたらさっさと身を引き、また新たなことをはじめるのでしょう。
まったく勝手な予想ですが、ちょっと興味ある動きなのであれこれ想像してみました。そしてもうひとつIT企業群で大きな動きがあった。これについては近いうちに書こうと思います。誰もがポータルはヤフー、その圧倒的優位は揺るぎ無いと考えているでしょう。でも、ひょっとしたらあの会社ならヤフーを倒せるのではないか。そしてネット企業の序列を一変するのではないか。そう思わせる企業がようやく動き始めたようです。ようやくです。
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