第47回 ちょっと振り返ってみて

 そろそろClueも1年ですね。私もコラム書き始めて1年になるわけですが、当初この話がきたときは深く考えずに請け負ったわけではなく、それなりに自分の頭の整理に役立つかなと思って書いてみようと思いました。当時ちょうどブログでもやろうかなと思っていたところだったのですが、ブログだとどうしても縛りがないので書き続けるモチベーションが保てないという不安があったものですから、長谷川君から頼まれたときはなにか渡りに船という感じで積極的に書くと言ったのでした。正直なところ私は表現者ではないのでClueに合うかどうかというところでは疑問が多々あり、またサイトに来る人から見て面白いものが書けるかどうかまったく自信がありませんでしたし、今も書けてるとは思えません。そもそも異質物的な存在でしょうし、Clue人と有益なコミュニケーションをとることは難しいと考えているので、多少なりとも「書き捨て」のような状態になるのは仕方ないと思うし、どうせ書き捨てになるなら積極的に書き捨てていこうという方針を自分なりに決めて書いてみました。基本的に自分の書いたものは読み返さないので、今回はじめて自分の書いたものを読んでみましたが、うーん、どう採点していいか難しいですね(笑)。量的にはよく書けたなと思いますが、他のコラムニストさんたちとちがって私のにはコラムの流れに一貫性がないので全然美しくない。これぞ書き捨てという感じで恥ずかしい部分も多々あります。かといって今後一貫性をもたせるのかといえば、それは無理。続けられる限り書き捨てていくしかないでしょう。

 毎週きついことはきついですが、実は長谷川君には感謝しているですよ。書き始めてから以前より系統だてて考えを組み立てる力がアップしたように思えるし、書かなきゃというプレッシャーで、ニュースに接してももう一歩踏み込んで考えるくせがついたような気がします。これがいわゆる書くことの効用と言うんでしょうね。

 いくつか過去に書いたものに補足をしてみますが、16回の円高の話。現在112円をはさんだ動きで、そこそこ円が安くなってきましたが、アジアの通貨軸はほぼ中国元にとってかわりましたね。ドルが今後さらに安くなっていくと見ているので、相対的に円は上がるでしょう。再び100円割れの時代がくると思います。ドル預金は私はすすめないです。35回の松田聖子の話でもうひとつ余談を思い出しまして、その後ある著名なレコーディングエンジニアの人と話す機会があり、その方が言うには、「今までたくさんのレコーディングに立ち会ってきたけど、いちばんレコーディングが楽なのは松田聖子」なんだそうです。なんでもボーカル録音が3テイクくらいでいいんだと。これは彼らの感覚でいうと、ほぼ一発OKみたいなもんらしいです。つまり製作側が求めているものをパッと把握し、表現する力が飛びぬけている。ここでも「セイコはすごいよ」というせりふを聞きました。40回の輪島の話ですが、当時の状況を思い出しまして。私がインチキプランナーだったころ、アメフトであるプロジェクトを思いつきまして、「そうだ、輪島さんに話をもっていこう」と思い立ち、会いにいったのです。グランドで話をさせてもらって、私が「アメフトはルールが難しくてなかなか人気が出ないですね。普及が難しいです。」ということを言ったのです。そうしたら輪島監督は「そうだな。難しい」と言いました。そして「俺もいま勉強中だ」、、、、、orz  監督といっても指導の中身は「当たれ」とか「ぶつかれ」とか「走れ」とかそういうのだけでしたね。いま思うとなんだったんでしょう、輪島監督って。

 25,6回の朝日の話ですが、最近以前にもまして朝日たたきがすさまじいですね。先ごろ世界の優良紙ベスト10で朝日が8位に入っていました。まあこれも選ぶ団体がどういう団体かよくわかりませんが、とりあえず毎年世界のメディアが取り上げるネタなので評価は高いのかと。1位がイギリスフィナンシャルタイムズで2位が米ウォールストリートジャーナル、というふうに世界の有名な新聞が上位に名を連ねてます。その中で朝日が8位のというのがどうこうというより、他の新聞はまず世界では相手にされていないということです。それがよいのか悪いのかは別問題ですが、それだけ朝日の影響力は大きいんです。

 さてさて世の中は政治が熱くなりはじめましたね。久々の解散総選挙でしょうか。ちょっと1,2ヶ月くらい毎週書けるかどうかわかりません。更新が滞ることが多くなると思います。解散総選挙になると相場が荒れるんですよ。いつも以上にエネルギーをそそがないといけない局面なので忙しくなります。ではではまた次回に。

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