最近僕の参加しているリッター1,200円が11月のデザインフェスタに出る関係で、日々ジオラマ制作の作業をしているのですが、それで色々危険な物質を部屋中に舞わせてしまっている関係で、実際に風邪をひいた時もあるのですが、そういった体調とは関係無しに毎日咳き込んでいます。

 しかし、困ったことに、ある漫画に出会ってから、元々迷惑な行為ですが、咳き込むのが物凄く嫌になり、かつ周りで咳き込んでいる人がいると過剰に気にするようになってしまっており、咳がどうしても出る自分が腹立たしくてしょうがないのです。困ったもんです。


外薗 昌也
「エマージング」(1)

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 その漫画とは週刊モーニング誌上で連載中の、外薗昌也先生の「エマージング」(1巻をAmazon.co.jpで買う)。未だ連載誌上でも全貌が明らかになっていない、新型ウィルスが日本をパニックに陥れるという筋書きです。

 少しだけ細かくストーリーを追っていくと、きっかけはまず1人の男性。彼は目が血走り、明らかに身体に変調をきたしている中、咳き込みながら街中を歩いています。そして、彼が咳き込む度、画面上にウィルスが飛び散る様が描かれます。もう、これを、嫌と言うほど見せられて咳き込むのが嫌になってしまうわけです…。そして彼は、突然身体が爆発的に膨張し、風船が破裂するように血を撒き散らして死んでしまいます。そしてその血がある1人の少女の手に…。

 それから事態は、ウィルス災害に対する日本国家の問題点を炙り出しつつ、じわじわと真綿で首を締めるように不安を増幅させながら進行していきます。それはもう悪い方に悪い方に(苦笑)。このウィルスが引き起こす悲劇や外薗先生の日本への問題提起(モーニング誌上での欄外での作者コメントを毎週見ていると、ただ単に不安を煽るようなテーマで、結果面白い漫画になればいい、といった感じではなく、本当にこの国のあり方に1個人として不安を持ち、警告を発するべく書いておられるのが見て取れます)を是非単行本で読んでみてください。ホント、咳するのが嫌になりますから…。

2004/10/25 ハセガワ

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